日産リーフをおススメする人、おススメしない人。電気自動車に向き不向きな生活がありますよ。
日産リーフはすごく良い車だと思います。しかしリーフを買って満足する人、不満だらけで失敗だと思い、すぐに売ってしまった人と二極化しているのが現状です。
なぜそうなるのか?その理由をひとつづつ説明していこうと思います。
私の使用環境
まず、私の環境と使用状況について説明させていただきます。
【使用目的】主に通勤や買い物です。
【1日の使用距離】約40㎞程度
【充電環境】自宅で普通充電
私の場合だと2日か3日に一度の充電頻度になります。充電する日にはタイマーをセットして夜間電力で充電をするので1kwhあたり14円の電気代なので一回の充電で最大でも300円程度となっています。
今までは1週間に一度ぐらいの頻度でガソリン給油の必要があったんですが、当然今は必要ありません。そういった意味では非常にお財布には優しくなっています。
私の使い方としては中距離を毎日使用していて、高速道路の使用をしない、片道150㎞を超えるような車で遠出をしないという利用方法です。
私の感想としては80%充電直後でもメインメーターでは、走行可能距離120㎞と出ていて少し心もとはありませんでしたが、乗り方によってはそれ以上の距離を走りますし、よほどの悪条件で運転しない限りはその数値を下回ることがないので慣れたころには運転の仕方には気を付けますが、そこまで走行可能距離に対して怖いということはなくなってきました。それよりはガソリンを給油しなくて良い、ガソリン代を気にせずに自由にどこにでも行けるというメリットの方が大きく買ってよかったと思っています。
おススメする人
➀毎日、ある程度車を使ったとしても長距離を使用しない人
②高速を使用しない人
③自宅で充電出来る人
この3点が当てはまる人には満足をしてもらえると思います。
おススメできない人
➀1日の通勤で充電が必要な人
②高速を利用する人
③自宅で充電できない人
それぞれの理由
➀使用目的に関して
出先で充電することになりその都度、充電時間が無駄だったり自宅以外での充電はお金がかかるので不満しか出ないと思います。
②高速道路の利用に関して
EV車は100キロを超える速度での巡行が苦手です。80キロぐらいまではそう感じないんですが100キロを超える速度を出すと恐ろしい速度でバッテリーが減っていきます。高速にはEVスタンドの設置が増えていますがやはりコストがかかるのと、高速で走行するとバッテリーが熱を持ち充電効率も悪くなり余計に充電時間がかかることになります。
③充電環境に関して
自宅で充電できない人ですが、これは単純に電気代(コスト)の問題です。
上記の記事を読んでもらったらわかると思うんですが外出先で充電する場合はコストが自宅の充電に比べて跳ね上がります。また急速充電はバッテリーの負担をかけるので、普段の利用には普通充電をおススメしあmす。しかし普通充電では最大で8時間程度かかるのでそれを考えると自宅に充電環境が設置できる人ではないと厳しいと思います。EVに乗り換える一番のメリットであるコストの部分で全く意味がなくなってしまいます。
ここまで読んでいただければ分かるんですが、EV車に向いている人、向いていない人ははっきりと分かれています。自分がどちらに当てはまるのかを考えてもらえればある程度日産リーフの購入に関して参考になると思います。この記事に書いていることは62kWhの新型リーフ(リーフe+)にも同じことがいえるので注意してください。