日産リーフ(購入前)

初代日産リーフは絶対に前期型を買ってはいけない理由

初代日産リーフでも絶対に前期型を買ってはいけない理由

最初に

日産リーフに限らずEVの課題としては航続可能距離の問題が絶対に欠かせません。そういった意味では初代日産リーフ前期型は大きな問題を抱えているのでその話題です。

EVの暖房について

EVは暖房の関係もあり冬場航続可能距離が短くなる傾向があります。ガソリン車であればエンジンが掛かっていればその熱をもって暖房にあてられるのですが、EVの場合はモーターとバッテリーが基本になるので熱も生み出しません。その為、暖房に電力をさくことになるのですが熱を生みだす行為は大きな電力を消費します。初代日産リーフでは電力消費の多い暖房方式しか装備していないので冬場に航続可能距離は大幅に短くなってしまいます。

初期型と中期型以降の暖房の違いと誤解

初期型リーフに搭載されている暖房方式

PTCヒーター
バッテリーの電気を電気抵抗(ヒーター)に通して熱を発生させる方式で電力を大量に消費するので航続距離に大きく影響します。下記の写真はPCTヒーターが稼働している時の消費電力です。

消費電力は3.0kWになっています。

中期型以降のリーフに搭載されている暖房方式

ヒートポンプエアコン
熱交換器で外気の熱を「冷媒」で回収し、バッテリーの電気で駆動させる空気ポンプで冷媒を加圧、圧縮。熱を発生させて温風で車内を暖める方式でバッテリーに優しい反面、寒すぎる時にはパワー不足を感じます。

下記の写真はヒートポンプエアコンが稼働している時の消費電力です。

消費電力は0.5kWぐらいです。

PCTヒーター稼働時に比べて1/6程度の消費電力です。
しかし実は中期型以降もヒートポンプ方式だけでなく、PCTヒーターも同時に装備しています。その為、使い方によっては冬の航続距離が極端に短くなったという人もいるかもしれません。

中期型以降でも冬場に電費が悪い場合

中期型以降のリーフでも車内温度が低い時には、最初はPCTヒーターが動き、車内の温度がある程度上がるとヒートポンプ方式の暖房に切替わります。その為に近距離での移動が多い時には初期型と同じようにPCTヒーターだけ使っていることになっているかもしれません。またある程度車内の温度が上がったからと暖房をこまめに入切りする場合も同じです。この場合も下がった温度を上げる為にPCTヒータの頻度が増えることになるので結果的に中期型以降でも初期型リーフと変わらない電費になる可能性があります。

 

まとめ

夏場のエアコン電力消費は前期型も中期型以降もあまり変わらないのでそこまで気にはなりません。しかし冬に関しては前期型は消費電力の大きなPCTヒーターしかないので大幅に航続距離は短くなりますし、中期型以降でも乗り方によってはPCTヒーターのみの稼働になってしまうので特性を理解して使用することが必要です。

中期型以降は暖房はON/OFFを繰り返すよりもONにしたままのほうが航続距離は安定することになります。