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EV全般

上がり続けるガソリン価格。それでも水素カーのMIRAIに未来がない理由はガソリン以上に上がる水素価格が原因

MIRAIに未来はない?あまりにも上がり続ける水素価格について

ENEOS水素、キロ当り550円値上げ 引用元 NEXT MOBILITY

2024年2月にエネオス水素の価格改定を行いました。従来は水素1㎏1650円でしたが今回の改定で水素1㎏2250円まで上がることになります。MIRAIは水素1kgで135km走ると言われていますのでガソリン1ℓ180円でガソリン換算して計算すると1ℓあたり14.7kmという計算になります。しかし今回の値上げで1kg2250円まで上がってしまうと 1ℓあたり10.8kmとなりかなり燃費の悪い車ということになってしまいます。
1kg1210円だった時は1ℓあたり20kmとかなりの高燃費だったことを考えれば水素カーを取り巻く環境は悪化しており普及など夢のまた夢としか言いようのない状況です。

水素の価格が上がる理由

水素価格が上昇した理由には化石燃料の価格上昇や世界的なインフレが背景にあると見られており日本だけでなく海外でも価格上昇が起きています。一部では水素か普及されると困る石油業界が足を引っ張っているという説がありましたがそういったことではなさそうです。

政府は2030年頃には1kgあたり330円を目指す計画ということですが、現状を考えると達成は非現実的にしか思えません。

水素カーにはアンチが存在しない?

電気自動車(EV)には強烈なアンチが存在していて、それは一般市民だけてなくプロの自動車評論家にも存在します。明らかにデマレベルの情報を拡散していたり、乗ったことがないことがすぐに分かるような稚拙な内容であったりと不思議な状況が出来上がっています。

しかし同じ次世代カー候補である水素カーにはそういったアンチはほとんど存在しません。それはなぜなのか?

水素カーを作っているのはトヨタだけ

現状で国内で水素カーを作っているのはトヨタだけです。水素カーを無理やり貶めるということはトヨタを貶めるということと変わりません。真っ当な非難でなければ、自動車評論家としてはやっていけなくなるのでしょう。

水素カーは脅威になりえない。

1000円あたりの走行コストで考えれば水素カーはガソリン車と変わらないどころがどんどん高くなってしまっています。しかも水素ステーションの普及は進んでいないので不便でしかなく、電気自動車の充電スポットの比ではありません。将来的にはどうなるかわかりませんが現状では日常生活で全く使えないレベルです。

石油業界は30年以内に終わる

昭和の時代から原油がなくなると言われ続けていますが令和の時代になっても問題なく原油は採掘されています。しかし有限の資源である限りいつかは尽きてしまいます。

その前に新しいエネルギーへの移行が必要です。しかしその次世代のエネルギーが電気では都合が悪いのです。電気の場合は自宅でも充電可能なので、わざわざ外に充電に行きません。しかも充電には時間がかかるので回転率が悪く収益モデルには不向きです。しかし水素であれば自宅では充填できませんし、ガソリンと同じく充填は早く回転率も良好です。

それを考えれば電気乗車の普及は石油業界にとって脅威にしかならず、将来的に自分たちのビジネスモデルになり得る可能性が高い水素カーは重要です。しかも現状ではなんの脅威にもなっていない水素カーというのは本当に理想です。

まとめ

この記事を書いているのは2024年現在ですが、水素価格が大幅に下がると政府が言っている2030年頃にはどうなっているのか?

私は水素の価格が下がっても1000円以下にはなっていないと思っています。理由としては2030年のガソリン車廃止の動きが鈍化していること、またガソリンにはガソリン税がありますが、水素を車の燃料にするのなら走行税ではなく水素税が導入される可能性が高いと思っています。それを考えれば水素1kgが1000円以下というのはありえないと思います。

【ガソリン税に関する過去記事】

ガソリンが高くなっても停止されないガソリン税。電気自動車(EV)に乗り換えるのが早ければ早いほど得をする可能性

この記事を読んでいただければ分かりますが、ガソリンには様々な税金がかけられています。この税金がどこにいくのか?を考えれば答えは簡単です。だから私は水素カーが主流になっても電気自動車に乗り続けようと思っているのです。

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