日産リーフオーナーが購入後、絶対気になる2つのこと
中古の日産リーフを購入したオーナーが絶対に気になることが二つあります。それは
●バッテリーが24kwhなのか30kwhなのか調べたい
●バッテリーの劣化具合を知りたい。
ということです。理由や調べ方を順番に説明していきます。
●バッテリーが24kwhなのか30kwhなのか調べたい
リーフを買って初めて乗った時に「思ったより走らない」「思ったより走る」といった感想をそれぞれに持ちます。
30kwhのリーフを買ったオーナーは
「本当に30kwhなのか?間違っていないのか?」
24kwhのリーフを買ったオーナーは
「24kwhじゃなくて30kwhだったとかいう嬉しい誤算はないのか」
などと疑ったり、期待したりということがあります。特にリーフの場合はどこかを開ければバッテリーの容量が書いていたりしないので簡単には分かりません。
しかし実は簡単にわかる方法というものが存在します。それは
「車種番号」
というもので一目でわかります。
この車種番号はボンネットを開けて左奥にあります。この車種番号でいろいろな情報が分かるようになっていますが今回は搭載バッテリーに関してです。赤枠の中には記号と番号がありますが、この11桁目をよく見てください。この車種番号では3になっています。
この表で見ると11桁目が3であれば30kwh、Bであれば24kwhという番号か記号のようです。私のリーフは24kwhということで買ったんですが、もしかしたら30kwhじゃないかなと期待して番号を見ましたが、ちゃんと24kwhでした。
●バッテリーの劣化具合を知りたい。
リーフのバッテリーに関しては劣化するとセグが減るセグ欠けという現象が起きます。ただあくまでも目安で大雑把なのでもう少し詳細に知りたいというのが本音だと思います。
それを知る方法としてはリーフスパイというアプリとOBDII スキャナというハードウェアをメンテナンス用の端子に刺してアプリを立ち上げると詳細なバッテリー状態を見ることができます。劣化具合や急速充電回数、普通充電回数など通常では見ることにできない数値が見れるようになるのがポイントです。ただメンテナンス用の端子をユーザーが利用することを日産は認めていないのでお決まりですが自己責任になります。
以下が使用するOBDⅡスキャナです。リーフの場合はVersion1.5しか使えないので注意してください。下記の商品はリーフとスマートフォン(Android)で使える商品になります。
ELM327 bluetooth OBD2 故障診断機 OBD2 スキャンツール Amtake 自動車スキャナー(V1.5) OBD2診断 多車種に適用 多機能 bluetooth仕
使い方ですが
エンジンを切った状態でハンドル下の端子につないでエンジンをON
↓
AndroidスマートスマートフォンからBluetoothでペアリング
↓
ペアリングが終了後にリーフスパイを起動してください。リーフスパイはGoogleストアからダウンロードできますが有料ではなく無料のLiteでも必要な情報を見ることができます。
↓
これは私のリーフの情報です。
SOHというバッテリーの劣化を表す81.64%と急速充電58回、普通充電881回をしたということが分かります。これは通常の方法では見れない数字です。定期的にチェックをしていて分かったんですが中古車として販売している個体の中には普通に乗っているだけでSOHの数字が改善していくものもあるようです。実際に私のリーフも購入時には81.64%でしたが1週間ほど乗った時点で84.36%まで上がっています。もしかすると中古車として販売する為に眠らせている期間でバッテリーが少し弱っていたとしても普通に使うだけで本来のバッテリーの性能まで回復するのかもしれません。85%を切ると11セグに欠けるのでこのままいくと12セグの範囲にまで戻るかもしれません。しかし一度かけたセグはSOHが戻ったとしてもセグは戻らないようなので残念です。
いろいろと書きましたが、定期的に計測することも楽しいので、是非リーフユーザーは購入してもらってリーフスパイを活用してほしいです。
【読んで欲しい関連記事】
日産リーフオーナー必見!簡単に当日すぐ入手できる日産ZESP3の申し込み方法