私の日産リーフも2015年製の中期型で今年に入り9セグになりました。今年が車検なので次の車検には新しい車を検討しなければならないのですが、現行の日産リーフの中古車にするのか?軽キャンピングカーにするのかを悩んでいました。実は転職後の通勤距離が毎日往復でも5km程度になっている為、走行コストにこだわる必要がなくなったというのもひとつのポイントです。
現状で考えた理想の環境
画像引用元 JPSTARHappy1+ https://jpstar-aichi.com/lineup/
軽キャンピングカーは魅力的ですが、中古車であっても値段が高価なのが欠点です。個人的な目標として、軽キャンピングカーであれば会社の昼休みや出勤前に自室のような個人スペースでゆっくりと過ごせるということができればQOLが爆上がりします。
軽バンとの車内スペース比較検討
日産リーフと軽バン系統を実寸比較で並べた写真になります。こうしてみると日産リーフが全長で約1000mmほど長いのでかなり大きいことが分かります。
これは身長170cmの人が寝転んでいることを合成した写真になります。一見同じくらいのスペースに関しますが、タントに関しては一番前にスライドした助手席に頭が当たることが予想されます。実際にリーフの後部シート部分を計測してみたのですが、なんと荷台の端までで約1900mmありました。これだけあれば大人が普通に寝転んで寝ることもできてしまいます。1点だけ懸念点があるとすれば天井が低いことでしょう。
セレナのようなミニバンと比べると上記の写真のように全長で300mmほど差がありますが、セダンタイプにもかからわずこれだけのスペースが確保できるというのは意外でした。電気自動車の利点の一つであるエンジン音を出さずにエアコンをかけることが可能な点を生かして今回はリーフを車中泊可能な仕様にしてみたいと思います。
日産リーフを車中泊仕様にする為の計測


これが助手席シートを一番前に出している状態で荷台の端までの距離となります
約1900mmあるのでこれはかなり広いスペースです。
しかしリーフを車中泊仕様にする際に一番問題となるのが段差です。後部シートを前に倒した時にできる前後の段差を何とかしないとフラットにならないので車中泊には不向きです。
倒した後部シートとラケッジスペースとの段差が約300mmほどあります。
助手席後部の段差が520mmほどあります。この段差を埋めるのは難しいと思っていましたが、前後シートのヘッドレストを外して倒すことでぴったりと埋まりました。リーフは荷物が積みやすくなるようにこういった仕様で考えられていたのかもしれません。 前側の段差問題はこれで解消しました。
荷物スペースの段差解消

【参照記事】快適な車中泊を目指して日産リーフ用に購入したものになります。エアーマットレス、LEDカンデラなど安価で購入できました。
本当のことを言えば、幅70cmのところに入ったほうがおさまりが良かったのかもしれません。ただレーザータイプの表皮と内装がマッチしているのと空いた隙間に充電ケーブルを設置できるので満足しています。
段差がなくなったので今度はエアーマットの設置となります。

実はこのエアーマットには空気の注入口が6ヶ所あります。その為、ふくらますのは非常に面倒なのですが、逆に考えれば必要な箇所だけ膨らませることができるという音でもあります。例えば運転席側だけ普通の状態にしておいて、助手席側だけシートを倒してマットレスを敷くということもできます。
実際に緑と赤の分だけ膨らませて設置してみました。
実際に助手席側だけシートを倒して設置してみました。マットの面積は約2/3になったぐらいです。それでも運転の邪魔にはならず特に死角が増えるというわけではなかったのでしばらくこれで乗ってみて、昼休みには車の中で過ごしてみようと思います。また運転席の後部シートも何とか乗れるぐらいのスペースがあります。これなら設置したままで日常生活ができそうです。
日産リーフ(AZE0)車中泊仕様のまとめ
助手席側だけの設置で寝てみましたが非常に快適でした。運転席のシートを倒して寝るよりもリラックスできて十分に睡眠もとることができます。電気自動車の場合は急速充電なら30分ですが普通充電なら3時間程度充電することがあります。その普通充電中に快適に寝ることができれば車旅の効率は大きく上がると思います。
今回のことを振り返ると頻繁に車中泊を考えるのであれば上記のような折りたたみタイプのマットレスも候補に入れてもいいかもしれません。次回は残っているフロントガラス以外のカーテンや内装を含めた内容の記事を作成予定です。
※もしもエアーマットに穴が開くようなことがあれば折りたたみのマットを買ってみようと思いますが、収納を考えると現状ではエアーマットのほうが便利そうです。