現状ではEVに乗らないほうがいい人、EVに乗るべき人
最初に
世界最初のガソリン車「ベンツ・パテントモーターワーゲン」
ガソリン車は誕生から135年以上経過し、現在では究極ともいえるところまで機能を追求しているのに比べてEVは新しく生まれた車です。熟成が足らず課題も多い状態です。良いところも多い反面、まだデメリットもあるのでどんな人でもオールマイティに使えるものではないのでその説明をしていきます。
※この記事はあくまでも個人の感想と主観になります。
現状ではEVに乗らないほうがいい人
賃貸物件で自宅に充電環境が準備できない人
充電し放題のプランも終了して、外出先の急速充電は従量課金になります。自宅充電では深夜プランを利用すれば1kWあたり14円ぐらいで充電できるので10km走るコストは20円程度と格安ですが外出先での急速充電を多用するとガソリンよりも走行コストは高くなります。リーフの62kWhを買って週1回ほどの充電回数で近所に無料充電があれば全く気にならならないかもしれませんが…
長距離の移動が多い人
初代リーフ(24kWh)の場合で80%充電で110kmぐらい走れます。片道で50kmぐらいであれば自宅充電だけで走行できるので高いコストパフォーマンで運用できます。しかし毎日通勤する際に必ず外出先での充電をする必要が出てくるとコスト的にも時間的にも厳しくなります。また頻繁に旅行などで長距離を走る方にもオススメできません。
面倒くさがりの人
EVには充電がつきものです。家に帰っても面倒だからと充電ケーブルを刺すのを後回にする人はいつか充電を忘れて出勤する時に困ることになります
EVに乗るべき人
自宅に充電環境を準備できる人
自宅に充電環境があり深夜電力を使用して充電する限りは10km走るのに20円ぐらいのコストで走れます。
短距離の移動がメインの人
自宅で安い電気代だけで車を使用することができます。ガソリン車に比べて圧倒的なコストダウンを経験することができます。
予定を事前にある程度決めるマメな人
EVは充電する必要がありますが、ガソリン補給に比べて充電は時間がかかります。後でいいやと後回しにしてそのまま充電忘れをしてしまうと出勤の時に困るのと、事前にある程度予定を決めておけば80%充電するか100%充電するかで効率的な運用が可能となります。
まとめ
EVに関して大きく評価が分かれるのは自分の使い方にあっているのか?あっていないのかというのが一番大きな要素です。一部ではEVアレルギーのように最初っから否定しかしない人もいます。もしかするとEVが普及すると困る業界からお金をもらっているのかもしれないと思うぐらいです。EVはガソリン車に比べて圧倒的な低コストで運用することが一番の魅力ですが、その分、やガソリン車に比べて能力的に足りない部分もありますが、それはこれからの課題であり購入前に自分の使い方にあっているかどうかが一番大事なことです。
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