最初に:日産リーフ車中泊について

この記事は2代目日産リーフを車中泊仕様にしたまとめ記事になります。
私は中古車ですが、初代日産リーフX(2015年中期型)から2代目日産リーフG(2018年)へ乗り換えました。このあたりの下記の過去記事を読んでいただければ分かります。

【リーフ乗り換えに関する過去記事】

予定を早めて2代目日産リーフ(ZE1)を中古で購入することにしました。満充電で200km以上走るなら電欠の心配はないはず

私が電気自動車を愛用する理由

私が電気自動車を愛する理由の一つとして車中泊と相性が良いというものがあります。 それは車体の大きさではなくエンジンをかけない状態でエアコンを使うことが可能だからです。エンジンをかける必要がなく電源を入れるだけなので周りに対する騒音に気を使う必要がありません。車中泊はブームになった反面様々な問題を引き起こし一部のユーザーは嫌われましたが、エンジン音による騒音がないことは大きなプラス要因です。

初代日産リーフ(24kWh)であれば長時間のエアコン使用は不安を感じますが2代目日産リーフ(40kWh)以上であれば、よほど寒い地域でもなければ駐車前に充電をしておくことでバッテリーへの不安はほとんどありません。

バッテリーの残量が20kWhの状態でエアコンでの電力消費が1kWhだったとしても8時間エアコンを使用しても12kWh残っているので余裕です。エアコンの使い始めはともかくある程度車内の温度がある程度整えばそこまで高い消費電力は継続しません。 ※特定の地域で-8℃が続くような極端に寒い地域は例外です。その場合はエアコンではなくシートヒーターや冬用の寝袋を使用することを強くオススメします。

私は大阪や神戸に遊びに行くことが多くあります。しかしコロナ禍以降はインバウンドによるホテル代高騰に嫌気がさしていたこともあり快適な車中泊環境の構築にハマっています。車中泊環境がほぼ完成してきたので失敗も含めて最終型を公開したいと思います。

日産リーフの車中泊仕様への課題について

リーフを車中泊仕様にするには天井の低さという大きな課題があります。         それは解決できない問題ですのでそれを理解できる人だけこの記事を読み進めてください。

軽自動車と比べてみても分かりますが、全長では十分な長さを持っていますが他車に比べて全高が低い上にリアシートを倒してその上にフラットな床を作ることになるので天井はさらに低くなり作った床の上に座ることはできません。

ちなみに日産リーフの全高が1550mm前後、荷室の高さは770mm。ただこれは荷室の高さで実際にフラットな床を作れるのは折りたたんだリアシートの背面からになるので実質600mmほどの高さしかありません。

タントの場合は全高1750mm前後、荷室の高さは1061mm

こちらもリアシートを倒してフルフラットにしますが、タントの場合床から天井までの高さは1060mmを確保することができます。

標準タイプのハイエースの場合は全高1980mm前後、荷室の高さは1270mm。こちらはもともとの荷台が広いので1270mmの天井高を確保することが可能です。             

これらの車中泊の候補になるような他車に比べて日産リーフの場合、天井高が600mmしか確保できないのは一番の弱点です。                                ※リアシートを取り外した猛者もいるようですが、トランクの高さという問題もあるのでミニバンなどに比べて十分な天井高を確保することはできません日常使いで不便になってしまいます。

私は車中泊を快適に行う為には下記の項目が必要だと考えます。
※番号は優先度です

①快適な温度

②フルフラットで快適な就寝環境

③カーテンやサンシェードによるプライバシー確保

④照度の確保

⑤トイレ

⑥調理環境

⑥お風呂

これらが必要になってきます。

しかしこれらを完全に実現する為には「バンコン」「キャブコン」と言われるクラスの大型キャンピングカーが必要です。最低でも軽キャンピングカーが必要になります。     ただそれらを日常的に使うには車体価格やランニングコスト、維持費がかかり不便なことも増えることになります。

今回はあくまでも電気自動車(日産リーフ)で快適な車中泊環境構築がテーマです。でいないことはできないで割り切って進めていきます。

車中泊に必須の快適な温度環境について

夏でも自宅のように涼しく、冬でも自宅のように暖かくというのは快適な車中泊には欠かせない要素です。そして電気自動車の場合はエンジンをかけないでエアコンを使えるというのは前述のとおりです。もしもこれがガソリン車なら大型のポータブル電源の搭載、ソーラーパネル搭載、ポータブルエアコンの搭載、排気の為の改造など大きくお金がかかります。しかし電気自動車の場合は車中泊前に充電をしておく、ある程度バッテリー容量のある電気自動車を使うことで簡単にクリアできてしまいます。これは車中泊環境を整えるうえで大きなアドバンテージになります。

フルフラットの構築

日産リーフで最初の難題がこれだと思います。初代でも2代目でも荷台と後部シートの段差が大きいこと、後部シートを倒した際に高くなり天井までのスペースが少ないことです。これをフルフラットにするのが最初の課題です。

【過去記事】

初代日産リーフでも身長180cmあってもゴロ寝で快適。車中泊できるほど車内が十分広いことが分かりました

2代目日産リーフ(ZE1型)で快適な車中泊が可能になります。後部をフルフラットにするのは意外と簡単でした。

過去記事を読んでいただければ分かりますが、初代日産リーフの場合は荷台にボックス収納、シートの倒し方を工夫してエアクッションでのフルフラット化

2代目日産リーフでも荷台にボックス収納、シートの段差会場の為にコンパネ、クッション、合皮シートを使用したフルフラットを自作しました。

これらをすることで体を伸ばして寝転がることが出来るので快適な就寝環境が出来ます。もともと日産リーフは普通車なのでフルフラットにすることが出来れば十分な広さを確保することが出来ます。ただ問題は床からの高さですが、寝るだけなら問題はありません。

しかしキャンピングカーなどのように床の上に座ることはできません、フラット部分はあくまでも就寝専用と考えてください。またエアクッションマットを使った場合はクッションの厚みがありさらに100mmほど天井が低くなり圧迫感が増します。

上記のような薄手のマットレスを使用することをおススメします。             私の場合はマットレスがいらないようにコンパネ板にウレタンクッション、合皮を貼り付けました。
※天井までの高さは2代目日産リーフよりも初代日産リーフの方が高い気がしますがこれは車のデザインによるところが大きいと思います。

後部スペースでカフェのような仕事スペースを確保するには少し工夫が必要です。

これは例ですが。助手席を一番前までスライドさせ助手席側後部シートだけを倒して片側だけフラットシートを作ります。逆に運転席も一番前までスライドさせますが後部シートを倒さずに広いスペースを確保した席を作ります。カフェのように飲食をしたり作業をしたいならフラットシートがそのまま広い机として使用することができます。          一人での車中泊であればこれが一番ベストだと思います。                       ※乗り込みからフラットシートまでの移動もしやすくなります。

カーテンもしくはサンシェードによるプライバシー確保

おそらくこれが一番失敗をして苦労したところになります。最初は窓にあわせて遮光シートをカットして吸盤を取りつけていました。見た目は悪くはなかったのですが吸盤が良く落ちるのでイライラしてしまいました。(就寝中は特に最悪でした。)

その次にはカーテンレールを取り付けてカーテンをつけるということを試みましたが、どうしても隙間ができやすくカーテンまで購入してしまった為、2万円近く資材購入にお金を使いながら結果的に満足できるものができず完全にゴミになってしまいました。

現状のプライバシー確保ですが、当初の遮光シートにレバー式の吸盤をつける方法を進化させました。

100円ショップのダイソーで売られているアルミ両面保温シート(300円)を窓よりもかなり大きく切り取ります。シートに切り込みを入れてレバー式の吸盤を取り付けます。

吸盤の取り付け部分に関してはこのように吸盤の取り付け部分と切り込みを入れます。円形に切り抜くだけでは吸盤の取付ができない為、切込みを入れてあとでテープで貼り付けています。シート部分は側面の窓4枚×300円=1200円、前後のガラス300円×2枚=600円。レバー式の吸盤も100円(4個入)×4パック=400円、銀色の粘着テープが100円なので合計2300円あれば1台分のサンシェードの作成が可能になります。

※今回は白いテープを使いましたが銀色のテープならもう少し目立たなかったと思います

これは200円の片面アルミを使用した場合の写真です。暗闇で車で灯りをつけていない限りは問題ないように見えますが….

暗闇で車内で灯りをともすと光が透けて障子のようになっています。これは日中であれば光も適度に入ってくるので問題はないのですが、夜間であれば中で何をしているかが透けて見えてしまいます。                                 後部シートは両面アルミの商品ですが車内で同じ照明を使用しても全く車内が見えませんでした。しかも日光の遮熱性も十分です。それを考えると両面アルミがおススメです。

取付けと取り外しですがレバー式の吸盤を使用しているので取り付ければなかなか外れませんが位置調整も手間で取り付けに少し時間がかかります。次回作り直す際はマジックテープによる簡単取付、取外しタイプを作ろうと思っています

照明の設置

ここで説明する照明とは車内全体を照らすことができる照明です。車内灯があるから十分と思うかもしれませんが、照明を設置した状態と比べると雲泥の差で一度照明を使うと車内等では暗くて耐えられなくなります。

左が車内等 右がLEDランタンの設置です。車中泊中は基本的に後部で過ごすことがほとんどですが、車内灯だと後部まで光が届きにくいので照明は必須です。

しかしリーフの天井は低いので取り付ける場所によっては眩しすぎたり、光が隅まで届かないといったことがあります。普通のランタン型の照明でも十分かもしれませんが、私は折りたたみ型の照明を購入しました。花のようになっているので必要な部分だけ開いたり閉じたり、必要部分だけ点灯させることで照度の調整が出来ます。

トイレ問題について

車中泊をするうえで避けられないのがトイレ問題です。道の駅での車中泊であれば問題はないかもしれませんが、私の場合は街中の駐車場に止めることが多く公衆トイレには期待できません。そうなるとコンビニのトイレを借りるか立小便しかありません。

しかし当然ながら立小便は犯罪です。とはいってもトイレがなければどうしようもありません。大の方は事前にトイレをいっておくことで防ぐことはできると思いますが小に関しては我慢し続けることも難しいでしょう。

そこで私は以下の商品を愛用しています。

災害用のポータブルトイレでペットボトルをポータブルトイレ代わりにすることが出来るものです。そもそも車内でこれらを使おうと思うならプライバシー確保は絶対条件です。そういった意味でもプライバシー確保の重要性のほうが上位にしています。         ペットボトルに関しては中身をトイレに流して中身を洗ってから廃棄することが必要ですがコストパフォーマンスは高いと思います。災害などのいざという時にも使用することが可能です。

一回当たりの尿の量についてですが、一般的には1回の排尿で200ml~400ml。1日では1000ml~1500mlと言われています。

参照元 御所西ひらはらクリニック                           https://gosyonishi-hirahara.com/normal-urination

あくまでも一般的な話になりますが、お酒を飲んでいたり限界まで小便を我慢していた場合は500ml以上の尿が出てしまう可能性があります。それを考えると2ℓのペットボトルを使用することをおススメします。また使用後の為にアルコールティッシュとゴミ袋を用意しておいたほうがいいでしょう。

調理環境について

私は車の中で料理をする必要はないと思っています。どうしても料理が必要であれば車外に持ち出してするべきだと思いますし、キッチンと換気扇がついているようなキャンピングカーでない限りは車内で調理をすることはないでしょう。どうしてもということであれば車内でお湯を沸かしてコーヒーを飲んだりカップラーメンを作る程度が無難です。

お湯だけということであればシガレットソケットに指すタイプの電気ケトル用のようなものだけ購入しておいてコーヒーやスープを飲むぐらいが限界だと思います。        それぐらいであれば車中泊では快適です。下手に料理をしてしまうと調理器具を洗う必要があったり、車内に匂いがつくことになり結果的に車中泊環境が悪くなってしまうと私は考えます。

お風呂について

キャブコンのような大型キャンピングカーでない限り車内でのお風呂に関しては不可能です。その為、車中泊場所近くのネットカフェや銭湯を利用するのが正解です。ただ様々な事情で車内ですませたいというのあればタオルを水で濡らして体を拭くぐらいは可能です。しかしそれも外からのプライバシーが完全に確保されていればの話です。ここでもプライバシー確保の重要性が分かります。

そして歯磨きや手洗いなどを考えるなら車中泊時には数ℓ程度の水タンクやからのペットボトルを持ち込んだほうが衛生的です。普段からからのペットボトルを保管しておいて車中泊時に使うことをおススメします。

その他の娯楽などに関して

車内での娯楽ですが基本的に車載のナビで地上波を見たり、スマホやタブレット、PCを持ち込んで日常と変わらない生活ができるのが一番です。

電気自動車が良い点は充電に関しては車の電源を入れていれば自宅と同じように充電できるという点です。ただ普通のやり方では5V/3A以上の充電ができないので、インバーターを使わない限りはモバイルバッテリーを充電しておきそこからPD出力をするのいうのが一番お金はかからないと思います。

Youtubeなどの動画鑑賞に関しては車のナビにスマートフォンを接続して動画を再生したりすることでモバイル機器のバッテリーを消費せずに動画を楽しむことができます。

【関連の参考記事】

AndroidAutoを利用して車のナビでYoutube動画やPrimeVideoなどの動画を視聴する方法について

もしも車のナビがAndroidAutoやCarPlayに対応していなかっっとしても下記のモニターを購入すればAndroidAutoを使用して最新の地図をナビで使うこともできます。

今後の予定

今後の予定としては

車で冷えた飲み物をいつでも飲みたい

車載用冷蔵庫の購入、もしくは7日間保冷できる高性能なクーラーボックスの購入を検討しています。