中古の日産リーフを購入。悩んでいましたがついにリーフオーナーになりました。
購入した車体
私が2020年5月に購入したのは
【年式】2014年式
【色】黒
【グレード】X
【走行距離】22,000km
【セグ】11セグ
【バッテリー容量】24kWh
【車体価格】598,000円
【総額】731,000円(タイヤ新品交換)
【オプション】LEDヘッドライト、ETC搭載
個人的には相場よりかなり安く購入できたと思っています。
ちなみに当然修復なしの無事故車です。
中古車を選んだポイント
初代リーフを購入するならば中期型~後期型を購入するのは必須になります。
中期型から後期型に関しては大きなモデルチェンジはないんですが、
前期型から中期型に関しては大きな変更がされています。一番大きな変更点としては
●バッテリーの改善
だと思われます。2010年型~2012年に関しては初期型と言われるもので
初期型はバッテリーの寿命がかなり短いと言われています。これは中古市場を見ても年式や走行距離の割にセグ数が酷いのが多いことからもわかると思います。また後期型よりバッテリー容量には24kWhと30kWhの2種類がありますが
24kWhは5年 5万キロ
30kWhは8年 16万キロ
の保証がついています。その期間内にバッテリーが8セグ以下になった場合はバッテリーを新品に補償するというものです。
日産の電池保証内
【本保証は「30kWh駆動用バッテリ0搭載車」の場合、正常な使用条件下において新車登録から8年間または走行距離160,000Kmまでのどちらか早い方において、ツインデジタルメーターのリチウムイオンバッテリー容量計が9セグメントを割り込んだ(8セグメント)場合に、修理や部品交換を行い9セグメント以上へ復帰することを保証しています。
「24kWh駆動用バッテリー搭載車」の場合は、5年間または走行距離100,000Kmのどちらか早い方の保証となります。】
ということは30kWhはバッテリーの寿命に関して大きく改善が期待される為に、リーフの中古車市場でも30kWhを搭載した車両は高値となっています。おおよそ1.5倍程度の値段だと私は思っています。
ただ24kWhの中でも初期型と中期型には差があるようなので、24kWhを購入する際は中期型以降を購入するのがおススメです。
リーフ特有の中古車の探し方
EV車ということでNissan系の中古車ディーラー以外ではEV車に対する販売ノウハウが確立されていないところが多いです。
以下の画像を見てみてください。
2014年式で走行距離4.5万キロ、車検付きで総額110万円です。
しかし、もしもこの車両のセグが12セグならばこの値段なのかなと思うのですが、
もしも10セグ以下の場合は、ぼったくり価格だと思います。
しかし隠して値段を高くつけて騙すつもりではなくて、中古車サイトでもセグ数を表記していないところが多いのです。EV車の場合は一番重要と言ってもいいぐらいの情報はセグ数になります。あくまでセグ数はバッテリー劣化の目安でしかないのですが、それでもEV車の命ともいうべきバッテリーの状態に関して表記しないのは情報不備だと思います。
しかし、もしも相場より値段が低めの場合でセグ数が12、もしくは11の車両があった場合には狙うべき個体になってきます。私が購入した車両では値段と走行距離が低めの車両ではあったんですが値段が相場よりもかなり安かったので良くて10セグ、9セグ以下じゃないかと思ってたんですがまさかの11セグでした。
セグ数とSOH目安
12セグ 85%以上
11セグ 85%未満
10セグ 78.75%未満
9セグ 72.5%未満
8セグ 66.20%
%(SOH)はバッテリーの総容量に対しての劣化具合だと思ってください。
こう考えるとセグ数というにはEV車にとって重要な情報だと分かると思います。
にもかかわらずセグ数を表記していない中古車屋が多いので、普段から中古車情報サイトでチェックしながら希望に合った車両を見つけた際には問い合わせをしてみるというのが良いリーフ中古車に出会うポイントになります。
これから中古車のリーフ購入を探している方にはリーフ特有の中古車の探し方を参考にチェックしていただければと思います。問い合わせをするのも見積りをとるのもネット経由で無料でできるので、少し手間さえかければいい車体に出会える可能性は高くなります。