日産リーフの燃費はいくら?電気自動車はガソリンより燃費がいいのか?
ガソリン高騰の次は電気代の高騰という世の中です。そろそろ:電気自動車に乗り換えようと思ったけど電気代高騰で悩んでいる。ガソリン車よりも燃費は悪くなるのか?
それについて記事にしていきます。
日産リーフの燃費について
ガソリン車はよく燃費が良いとか悪いとかということが議論になります。当然ながら電気自動車の場合も燃費が議論に上がりますが、電気自動車の場合は燃費ではなく電費という用語になります。おそらくはガソリンは燃料を燃やすという表現なので燃費ということだと思うのですが、電気の場合は純粋に消費なので電費というこじつけなのだと思われます。
電気自動車の場合はガソリン1ℓという表現ではなく1kWhという表現になります。
季節や状況などにより変化するのですが、一般的に日産リーフは1kWhあたり7km走るといわれています。電力会社にもよりますが1kWhあたりの電気代が24円、ガソリンレギュラー1ℓ160円という計算をした場合、1ℓあたり42kmとなります。
ただ電気自動車の電費は走行コストを気にするよりも航続可能距離が気になる場合に計算することが多いと思います。
※補足 オイル交換も不要なのでランニングコストはガソリン車に比べて非常に安くなっています。
【参考記事】
電気自動車の気になる距離、電費(燃費)。日産リーフの実際の記録を公開中。
電気自動車の弱点
電気自動車の課題ともいうべき弱点は航続可能距離と充電時間です。しかし知っていても
一回の充電でどれだけ走ることができるのか?
80%充電にかかる時間何分なのか?
これを知っている人は多分、実際にEV車に乗っている人以外の大多数の人は誤解をしているのではないかと思います。
現行の日産リーフ(40kWh)の場合は約240kmほど走りますし、急速充電の場合は30分〜40分もあれば80%まで充電することが可能です。
電気自動登場当初であれば80km走れて充電に10時間以上というのもあったかもしれませんが現在では確実に実用になるレベルになっています。ただ長距離の大型トラックに関しては現状では難しいので電気自動車に置き換えられるかどうかも含めて議論は必要になって来ると思われます。
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ガソリン車と電気自動車の燃費比較についてのまとめ
現状ではガソリンが大幅に下がって、電気代が更に高騰しない限りはガソリン車と電気自動車の燃費比較では電気自動車のほうが優れています。
そこにオイル交換費用やブレーキパッドの交換も不要ということを考えればさらにそのコスト差は広がってしまいます。
※充電は自宅充電の場合 ※ブレーキは回生ブレーキがほとんどなのでパッドはほぼ交換不要です。
ただガソリン補給に比べてかかる時間、航続可能距離の短さはデメリットになりますのでそれが許容できる人は燃費を比較して乗り換えたほうが車にかかる月々の費用は大幅に下がると思います。