時間貸駐車場の大手運営会社。タイムズのコインパーキングでEVの充電ができるところを知っていますか?
最初に
充電速度の遅い普通充電で役に立つの?
と思う人も多いかもしれませんが、どこかへ遊びに行った時に駐車しながら充電できると思うと便利です。急速ではないので時間はかかりますが、むしろ遊びに行って戻ってくると充電されているというイメージになります。急ぐのであれば急速充電器へ行けばいいでしょうし駐車がメインで充電がオマケであればむしろ普通充電の方が都合が良くなります。
ZESP3のシンプルプランの場合
20分間の急速充電で9kwh入ると仮定した場合
500円×2回分=1000円
普通充電器付きのコインパーキング(充電無料)の場合
例えば1時間300円で3時間駐車した場合で
300円×3時間=900円
※一部を除いて普通充電器は1時間で3kwhが基本です。
急速充電器の場合は充電カードによって料金は決まっています。コインパーキングの場合は地域によって大きく変わるので一概には言えませんが、駐車が目的の場合にはあくまで充電がオマケでついてくると考えるとコストは安く感じます。
また急速充電器の場合は、充電完了後にすぐに車を移動するのがマナーですがコインパーキングの普通充電器に関してはその必要はありません。理由としてはもともと電気自動車専用ではありませんし、最大価格が決まっているような駐車場の場合は移動することで価格が上がってしまうようなところもあります。
※コインパーキングの運営会社は充電スペースをEV専用にしてしまうと売上が上がりにくい為にガソリン車が止めてもOKですと表記しているところが多いです。
コインパーキングには様々な料金が存在するので都合にあった料金を選択すればさらに便利になります。
パーク24のパーク&チャージ
パーク&チャージの会員登録
パーク&チャージを利用する為には暗証番号が必要な為に会員登録する必要があります。
タイムズのパーク&チャージは会員登録してログインしないと充電器の暗証番号が分からない為、会員登録をしてログインする必要があります。
※パーク&チャージ会員へは、タイムズクラブへの申込が必須
現状でパーク&チャージが設置されている都道府県です。
- 北海道・東北 : 北海道 | 青森県 | 岩手県 | 宮城県 | 秋田県 | 山形県 | 福島県
- 関東 : 茨城県 | 栃木県 | 群馬県 | 埼玉県 | 千葉県 | 東京都 | 神奈川県
- 中部 : 新潟県 | 富山県 | 石川県 | 福井県 | 山梨県 | 長野県 | 岐阜県 | 静岡県 | 愛知県
- 近畿 : 三重県 | 滋賀県 | 京都府 | 大阪府 | 兵庫県 | 奈良県 | 和歌山県
- 中国 : 鳥取県 | 島根県 | 岡山県 | 広島県 | 山口県
- 四国 : 徳島県 | 香川県 | 愛媛県 | 高知県
- 九州・沖縄 : 福岡県 | 佐賀県 | 長崎県 | 熊本県 | 大分県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | 沖縄県
今後のコインパーキングの充電について
これから充電器付きのコインパーキングの数はどんどん増えるはずです。次世代の車がEVなのかを疑っている人はまだまだ多いと思いますが
電気自動車(EV)が一気に普及するかもしれない日産と三菱が共同で開発した軽EV「サクラ」と「eKクロスEV」
でも紹介した軽EVの「サクラ」「ekクロスEV」の販売は絶好調で日産の「サクラ」は発表から2ヶ月後には23,000台の受注があるほどに大人気です。現状は受注停止の状態にまでなっています。
正直、補助金の恩恵はかなり大きいと思いますがそれでもガソリン車に比べて航続距離が短く充電環境が必要という未知の状態でここまで売れるというのは今後のEVへの移行が思ったよりも早く行われるかもしれないと考える材料になりました。
また今回の「サクラ」ですが航続可能距離としては初代の日産リーフと同じくらいの航続距離なので最新のEVに比べると充電の頻度は増えます。それを考えると今後はさらなる充電のインフラの普及は課題ですし、旅行先や外出先での充電を考えるとコインパーキングへの充電器設置は確定した未来だとさえ思えます。
今はまだそこまで充電渋滞など充電器の奪い合いにはなっていませんが、今後のことを考えると充電器はまだまだ必要になってきます。
連続で長距離走れるEVではなく日常生活に足りるだけ走れるEVがここまで売れたということはそのあたりに今後のEV普及の鍵とビジネスチャンスがあるはずです。