去年の年末の深夜1時に人生で初めての電欠をしてしまいました。今までも電欠寸前ということはよくありましたが完全に電欠させてしまったのは電気自動車に乗って初めての経験となります。しかも避けられなかった電欠ではなく自分の不注意と焦りが重なった結果なので悔やまれます。

電欠を起こした経緯

私のリーフは初代日産リーフで24kWh(SOH70%)になっており、冬場に関しては100%充電で約120km走れる電気自動車です。ここ数年は走行コストの安い電気自動車の利点を生かして大阪に遊びに行くことが多いのですが、移動費を節約する為に高速道路は使わず下道での移動がほとんどです。今回の電欠は岡山への帰り道でやってしまいました。

充電スポットの隙間

EVsmart 備前市役所 三石総合支所 EV充電スタンド情報 https://evsmart.net/spot/okayama/l332119/v12368

1年ほど前から備前市三石総合支所急速充電器が故障したままになっています。     岡山・大阪間の経路ではセブン-イレブン相生竜泉店と岡山日産自動車㈱平島の間の距離は約45kmほどの空白地帯があります。夜間に関して備前市三石総合支所はこのあたりの要所にもかかわらず急速充電器の故障が放置されています。これは公共施設としてはいかがなものでしょうか?

問題はこの辺りには夜間に電気自動車を充電ができるところがないということです。   伊部駅横の備前焼伝統会館に急速充電器があるのですが、開館時間しか急速充電器が開放されていません。

その区間は気をつけなければいけないと分かっていたのですが、運転疲れで途中にあるセブンイレブンにて仮眠をとることにしました。バッテリーの残り残量は38%、残りの距離は22kmだったので暖房を入れて寝てしまうとバッテリーが減ってしまい充電スポットに辿り着けないことが分かっていたので暖房を切って1時間ほど仮眠を仮眠をとるつもりでした。

外の気温は-1℃で寒さで30分ほどで目を覚ましてしまい。目的の充電スポットに向かったのですが38%あったバッテリーが走り始めるとあっという間に18%まで減ってしまいました。わずか5kmほどしか走っていないにも関わらずです。

ヤバい。このままだと本当に電欠してしまう。慌ててエアコンを切り、最寄りの充電スポットを検索したのですが一番近いはずの日産ではなく、そこから少し離れたENEOSエチャージが表示されました。

少し落ち着けばそこが表示されていることがおかしいことに気づけたはずですが寝起きのボケた頭のせいか、電欠への恐怖でその時は気づくことができませんでした。

あっという間に8%を切りバッテリー残量も—表示になり、走行可能距離も—になってしまいました。まだ亀マークは出てない、亀マークが出ても10kmぐらいは走れるのではないか?という淡い希望を抱きながら走行していると完全にバッテリーが切れて停車してしまいました。亀マークが出てから1km走らなかったかもしれません。幸い道幅が広い道路だったこと、下り坂気味の道だったので慣性で端に寄せることができましたが時間は深夜1時過ぎ。どうしようか一瞬途方にくれました。

任意保険のカーレスキューの存在

車の緊急対応といえばJAFですが、私はJAFに入会していません。その理由は車の任意保険にロードサービスがあるからです。

電気自動車(EV)が電欠になった場合距離、利用回数ともに無制限でのけん引と記載がありました。だから安心して三井ダイレクトのロードサービスに電話したのですが、返ってきた返答は予想外のものでした。

三井ダイレクトのロードサービス(電欠対応)への不満

三井ダイレクトに電話して電欠対応の為にロードサービスをお願いしたのですが、驚くべきことが分かりました。規約で電欠は距離、利用回数ともに無制限でのけん引となっていますが一度の電欠で依頼できるのは一回だけです。

仮に日産にレッカー移動してもらったとしてもその急速充電器が壊れていて充電できなかったとしても、そこで車を降車してレッカーは引き上げるということです。例え500m先に別の急速充電器があったとしてもそこまではレッカー移動をしません。

え?じゃあ回数無制限とか記載するなよ!1度のトラブルで1回限りというのも電欠も対象だと記載しろよ!これって詐欺みたいなもんじゃないの?と本気で思いました。日産に確認しようにも営業時間外では確認の仕様がありません。幸い今回は近くにENEOSチャージがあり、そのスタッフが電話に出てくれて確認することができましたがそうでなければ運任せでした。

距離無制限なんだから家に送ってもらえればという人もいるかもしれませんが、車はレッカーしてくれてもドライバーは乗せてくれません。自力でそこまで行く必要があります。しかも車を下す際にその場にいないといけないので到着が遅れれば保険適用外の延滞金をとられることになります。正直、今回のスタッフの電話対応の態度とサービス内容にかなり不満を感じたので次回保険の更新に関しては楽天ほけんを検討してみようと思っています。

※補足 以前は三井住友海上と三井ダイレクトのロードサービス対応先は同じだったようですが、三井住友海上とあいおい損保の合併の関係で三井ダイレクトのロードサービスだけが変わったという噂を聞きました。これが原因なら三井ダイレクトを見限って他の保険会社に変更というのはいいタイミングなのかもしれません。

電欠してしまった際の注意点

今回、私は路側帯ではなく道路の端に寄せて停車することになりました。後続車に存在を示す為にハザードをずっと点灯させていましたが実はハザードランプなどは12Vバッテリーからの電源供給となります。もしもこの補助バッテリーの電源が完全に切れてしまった場合はシステムを起動することもできなくなりギアをNに入れられなくなり、牽引してもらうことすらできなくなります。

その為、電欠を起こしてしまった場合には12Vバッテリーの残量にも気を付けてください。私はリーフSPYで接続していたので12Vバッテリーの減りに気づくことができました。

絶対に充電スポットに辿り着けないことが確定しているなら早めに車を止めて駆動バッテリー、補器バッテリーの残量が多少なりとも残っているうちにロードサービスを依頼したほうが今後の対応が楽になります

今回電欠を起こしてしまった要因について

今回、電欠を起こしてしまった理由はいくつかあります。

①ZESP3の充電回数を使い切りそうで最後の充電スポットでの充電をケチった。ここでしっかりと充電しておけば電欠になることはありませんでした。

②コンビニでの仮眠です。仮眠する前に暖房は切ったのですが、暖房を切って車内が冷え切っている状態で暖房を入れてしまったので冷えた車内を暖める為に、PTCヒーターが作動して一時的に暖房の消費電力が3kWを超えてしまった。

③電欠しそうになったことでナビの再検索を行うことはもちろん、一番電力を消費しない速度で走ることをしませんでした。車の流れを無視して道路端を低速で走れば到着できた可能性はかなり高かったと思います。実際、日産平島店よりも7km遠い充電スポットを選んでしまったにもかかわらず残り1.4kmのところまで近づいていました。

電欠を避けられたにも関わらず、全ての状況判断を誤り結果的に電欠してしまいました。 今後はこの経験を生かして落ち着いて行動をしたいと思います。

【電欠関連の過去記事】

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