コスト比較シュミレーターの大きな落とし穴
コスト比較シュミレーターで使われている電気代の計算ですが、自宅充電の際の1kWあたりの電気代が計算結果の根拠となっています。
急速充電は自宅での普通充電と比べるとかなり割高なのでこのシュミレーターは自宅に充電設備があることが前提なので注意してください。
電気自動車がガソリン車に比べてコストが安いのは燃料費だけではない
ガソリン車から電気自動車に乗り換える際にガソリン代と電気代ばかりが話題に上がりますが、実は電気自動車のコストが安いのは燃料費だけではありません。
【電気自動車のコストについての過去記事】
恐ろしいほどEVのコストが安いことが分かる記事。これを読めばどれだけ維持費が安いか分かります。
●オイル交換不要
ガソリン車と違いオイル交換をする必要がありません。約5000km走行ごとに必要だったオイル交換代が0円になります。
●ブレーキパッド交換不要
電気自動車は減速の際にブレーキパッドを使用して減速するのではなく、回生ブレーキで減速してバッテリーを充電します。回生ブレーキで止まりきれない分だけブレーキパッドを使用しますが、仕組み上ほとんど減ることはないので、基本的にはブレーキパッドの交換も不要になります。
まとめ
ガソリン車から電気自動車(EV)への乗り換えを検討しているなら、この記事を読んでどう感じたでしょうか?
あくまでもコストにこだわるのなら自宅での充電環境がある人以外には電気自動車の購入を進めません。理由としては電気自動車に乗り換える最大のメリットが走行コストにもかかわらず急速充電器だとガソリン代とお同じ、もくしはそれ以上の電気代がかかることになります。また帰宅時に自宅で充電できるから時間のロスがないのに自宅に充電環境がなければわざわざ外に充電に行く必要があります。
しかもしっかり充電するなら30分かかるので時間的にも無駄で苦痛に感じるようになるでしょう。今、あなたが電気自動車を検討しているとしても自宅に充電環境が準備できないなら諦めた方がいいかもしれません。