
初代日産リーフでNissanConnectが使えなくなるのは致命的なのか?
日産公式サイトにて3G車載通信機を利用したNissanConnect サービス終了のお知らせが告知されました。これは当然ながら電気自動車も例外ではありません。

NissanConnectが使えないと初代日産リーフ(電気自動車)はどうなってしまうのか?今回は実際に検証しながら記事にしていきます。
NissanConnect(3G)のサービス終了後にできなくなること
初代日産リーフのNissan Connectは車載機に搭載されている通信機能(3G)を使って情報の受信や送信を行っていましたが3Gの停波に伴い2026年3月末にサービスが終了することになりました。
充電スポットの更新ができない

ナビが使えなくなるわけではありません。新しい充電スポットの更新ができなくなります。元々、充電スポットが廃止になっても地図から消えるわけではなかったので単純に最新の充電スポットの表示ができなくなります。
ルートプランナーで充電状況が反映されない

ルートプランナー自体の使用はできるのですが、車からのバッテリー残量の情報を受け取ることができないので単純にGoogleMapのような使い方しかできなくなります。
リモート充電・リモートエアコンが使えなくなる。

スマートフォンを利用して遠隔操作で充電操作やエアコンの遠隔操作をすることができましたができなくなります。夏場や冬場に車に戻る前にエアコンをかけることで、事前に快適な車内温度にすることができなくなるので地味に不便になります。
3Gサービス終了後も変わらないこと
ナビ機能について
ナビ機能に関しては特に変化はありません。充電残量が少なくなれば充電スポットの案内を今まで通り行ってくれます。ただ充電スポットの更新がされていないのでサービス終了時のものを参照することになります。
NissanConnectの代替えについて
NissanConnectが使えなくなった後の代替えサービスを探してみました。ただ車側で通信機能が使えなくなっているのでリモートエアコンやリモート充電といった機能は使えません。
充電スポットの検索機能
最近ではスマートフォンのアプリでも充電スポットの検索アプリなどが充実してきています。
GOGOEV
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gogoev.cp.app&hl=ja
全国EV・PHV充電まっぷ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.toyota_ms.evphvChargeMap&hl=ja
e-Mobility Power アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.driivz.emp&hl=ja
代替えできない機能
車側に通信機能が失われているので、リモート充電やリモートエアコンという便利機能は使えません。そしてその代替え方法が基本的には存在しません。ただ例外的に前時代的なリモコンエンジンスターターというものを使えば可能かもしれませんが、電気自動車でもともとその機能を搭載されている日産リーフ用の機器があるかどうかは不明です。
まとめ
NissanConnect(3G)が終了することで多少の影響はありますが、乗れなくなるほどではないことが分かりました。ただZE0に関してはバッテリー容量の少なさや今後のバッテリーの劣化を考えると数年後にはZE1(40kwh)以上には乗り換えたほうがいいでしょう。

今となっては40kWhというバッテリー容量は多くはありませんが、それでも満充電であれば300km近く走れます。ZE0に乗っていたドライバーなら十分だと思います。
日産リーフに乗り原状に満足しているZE0乗りならZE1型に数年内に乗り換えることをおススメします。
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