日産リーフに乗っている人の多くはODB2アダプターを購入してLeafSpyを使用していいます。その理由はバッテリーの劣化度(SOH)や充電量、Hx(内部抵抗に関連する値)などをディーラーに行かなくてもリアルタイムで確認することができるからです。    今回は日産リーフに必須アイテムであるLeafSpyについて説明します。

最初に:LeafSpyを使用するのに必要なもの

●LeafSpyPro (アプリ)

●OBD2スキャナー v1.5

●端末(AndroidもしくはiPhone)個人的にはAndroidがおススメです。

ODB2スキャナーは以下のリンクから購入することができます。v2.0などもありますが古いv1.5でなければAZE0、ZE1では使えませんので注意してください。

①LeafSpyを使用する手順について

AndroidもしくはiPhoneのストアアプリからLeafSpyを検索してください。

Androidの場合は以下からインストールが可能です。https://play.google.com/store/search?q=leafspy&c=apps&hl=ja

以前はLeafSpyにもLiteという無料版がありましたが今は有料のPro版だけです。Pro版も以前よりも価格が上がり2000円を少し超える金額で販売されているようです。バッテリー状態を把握できるようになるので、金額を払ってでも日産リーフユーザーはLeafSpyを購入しておくべきです。

➁ODB2スキャナーの接続

ハンドル下にあるODB端子にODB2スキャナーを接続してください。その後スマートフォンでLeafSpyを立ち上げてBluetoothでペアリングをしてください。

これがLeafSpyを接続して情報を取得した画面になります。

AHr(電流の総量)バッテリーが満充電から完全に空になるまでに供給できる電流の総量(Ah)を表します。これが下がるとSOHも下がるので相関関係になります。AhrとSOHはバッテリーの劣化具合を表す重要な指標となります。

SOH %(新品時と比較した容量保持率の推定)これが一番重要です。

ZE1-○○○○○○○ (車体番号)

Hx(健康度指数)内部抵抗を表す値でこの値が低くなると急速充電の速度が落ちます。

QCs (急速充電回数)

L1/L2s(普通充電回数)

上部に表示される情報としてはこれぐらいになります。日常的にはこれだけを確認できれば十分です。これらの数値は基本的に緩やかに変動するくらいなので1ヶ月に一度確認すれば大丈夫です。毎日チェックしても問題はありませんが、正直一ヶ月もすれば飽きてしまうでしょう。

それ以外では各セルの電圧差のチェックなどもおこなえます。その各セル間の差は少ないほど良好です。

DTCエラーチェックも可能です。DTCを読み込み、現状のエラーを知ることができます。

上記は参考のデータですが、走行距離8,000kmほどで劣化していないバッテリーではAHrは100以上。Hxも100%以上の数値となります。100%が上限だと勘違いしやすいので掲載しました。

LeafSpyの使い道について

LeafSpyの使い道ですが、日常的に自分のリーフのバッテリーチェックをするだけではありません。中古車屋で販売されているリーフをチェックすることで価格の割にバッテリー状態が良い当たり車両を探すことができます。※お店の方の了承を得てODB接続をしてください。        そして問題が起きている問題車両を避けることも可能です。その問題とは

車両にエラーが出たことがあり修理交換されておらず再発する可能性がある車両

セル間の電位差が高く異常な状態の車両ですが特にエラーは出ていません。

電位差が大きく不具合が起きた車両の報告がいくつも上がっています。特に電気自動車は故障の際に高額になりやすいので特に注意が必要です。上記の写真の場合は1セルが不具合を起こしており突然バッテリーが電欠したりする可能性がある状態です。

DTCに関してはクリアされている可能性もありますが、参考にはなります。       不具合を起こしている車両はほとんどないのでバッテリーの劣化状態、充電回数を確認してどんな使われ方をしてきたかを調べるのが一番重要です。

LeafSpyのまとめ

LeafSpyはリーフを購入する前に導入するのではなく、検討段階で購入して中古車選びに活用するのがベストです。現状で中古車屋では電気自動車に対する知識が少ないところが多く相場よりも格段に安かったり、格段に高かったりと様々です。      

しかしそういった状況だからこそ、しっかりと調査することでお値段以上の掘り出し物を見つけることができる可能性が高いです。しかし逆に知識がない中古車屋が悪意なく不良車両を販売している危険性があることにも注意してください。

そういったこともあり電気自動車の中古を買うのは怖いという人も一定数存在する為に下記のサービスが始まりました。

バッテリー状態証明書 – 日産公式中古車検索サイト – 日産自動車

しかし鑑定されて良い状態であれば価格はおのずと上がります。そういった意味ではLeafSpyを使用して未鑑定の車両から掘り出し物を探すというのも一つの方法だと私は思っています。

【過去記事】

2024年に電気自動車を購入するなら、どの車にするべきなのか?新車と中古車を含めて検討しました。