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充電環境について

日産は急速充電の速度を遅くしている?充電開始から数分で出力半分になる原因は日産側?車体側?それとも外気温?

日産は急速充電の速度を遅くしている?充電開始から数分で出力半分になる原因は日産側?車体側?それとも外気温?

 

最初に

最近、日産急速充電器30分充電しても80%までいかないことが多々あり不思議に思っていたのですが、時間と出力を検証してみるとあり得ないほど電流値が落ちていたことが分かりました。今回は急速充電器出力制限について記事にしました。EVを乗っていて急速充電をメインで使っている人はぜひ読んでほしい記事になります。

 

以前の急速充電について

今現状、私の乗っているリーフは24kWhの10セグです。

これは2022年に同じ旧型リーフで充電した時の充電結果です。この時は20%を切るぐらいのバッテリー残量で充電して約55%まで充電されました。ZESP3プレミアプラン未加入だったのでZESP3のシンプルプランでの従量課金で10分550円と高額だった為に最小限だけの充電でした。

それでも10分急速充電すれば大幅にバッテリーは回復しましたし、もっと遠方に行く場合は20分充電すれば80%近くまでバッテリー残量が回復するのが普通でした。
この頃までは…

最近の急速充電について

これが最近の急速充電です。2023年のものとは1分違いますが6.2kWh→3.1kWhと約半分です。バッテリー残量に関しては同じく20%を切るぐらいで最新の90kWh急速充電器を使用したにもかかわらずこの結果です。この時点ではZESP3プレミアムプランに加入していますが急いでいた為8分だけの充電でした。

数日後に同じく日産の急速充電器で30分充電してみましたが7.0kWhしか充電できませんでした。これは20%から65%しかバッテリーが回復しておらず80%には程遠い数値です。

私が乗っているのは初代日産リーフの中期型(24kWh)です。50kW出力以上の急速充電器約1年前であればどんなにバッテリーが減っていても30分内に80%になっていたのですが、現状ではどう頑張っても30分で80%にはなりません。

30分充電した時の出力制限について

まず日産に設置されている急速充電器が90kWであることを確認しました。

 

まず充電開始です。バッテリー残量が16% なので87Aで充電されています。

 

6分経過すると87A→49Aまで下がりました。あまりにも電流値が下がるのが早すぎます。

 

充電開始から11分経過すると49A→36Aと更に電流値が下がりました。

 

17分経過したところで36A→31Aに下がっています。たかが5Aと思うかもしれませんが50%もきていないのに電流値が更に下がるのは納得できません。

 

23分経過したところで31A→27Aに下がっています。まだ56%までしか充電できていないのに30Aを切りました。400V/30Aなので12kW充電器というレベルです。3kW普通充電が200/V15A、6kW普通充電が200V/30Aなのでこの速度の急速充電にお金を払うのはあまりに馬鹿げている状態です。

 

最終的に30分かけて充電できたのは19% →62%です。今回充電できた電力は 7kWです。電費が1kWhあたり7kmだとすると今回の充電で走れる距離は たった49kmです。

ちなみにシンプルプランで充電した場合の価格は1分99円で今回の充電は30分したので¥2,970円です。例えばガソリンに置き換えた場合で考えると1リッター(12km)の燃費の車で比較するとガソリン換算で4 リットルぐらいなので1リッター742円というとてつもない数値が出てしまいます。

とんでもなく高額な走行コストです。

 

日産の急速充電器が原因ではない可能性も調べる

充電速度が遅くなる理由として外気温が低いことがあります。充電時の外気温は1度でしたが、バッテリーのセグに関しては4セグあるのでそこまで影響を及ぼしたとは思えません。
しかし温度に関してはバッテリー温度外気温の2つ要因が影響するという説もあるのでこれも記録に残して検証をしていきたいと思います

参考リンク 日産電気自動車(EV)総合情報サイト Q&A

温度以外の要因としてはバッテリーの劣化車体側が制限をかけたか。充電器側が制限をかけたかの2択だと思われます。今回は日産ディーラーで試した結果ですが、もしも他社の充電器でも同じ結果が出るというのなら外気温が原因、もしくはバッテリーが劣化していることにより同じように充電出力制限がされているということになります。そうであれば日産側の問題ではなく車体側の問題になるのでユーザーの側の問題です。その為、次回は他社の急速充電器で計測することにしました。

 

次回、試すのはENEOS Charge Plusとイオンの2社となります。なぜ1社ではなく2社なのかという理由ですが、ENEOS Charge Plusを利用するときはZESP3のカードを使用する予定です。ENEOSと日産でどういう契約がされているかは不明ですが、ZESP3のカードを使用することで日産と同じ制限が掛かる可能性があります。その為に次回の記事では2社の急速充電器の状況を検証していき、車体側が出力制限をかけているのかなどを検証していきたいと思います。

 

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