電気自動車(EV)の中古車は詐欺みたいな売り方をする販売店があるから電気自動車(EV)のイメージが悪くなる。
最初に
私も日産リーフの購入を検討する時には色々と調べました。
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やはり今までの車と違い、ガソリンを全く必要としないわけですから中古車を購入する時でもチェックするべきところは全然違います。なかには売ってはいけないだろうというレベルの電気自動車(EV)も存在します。今回はそういった事について書いていきます。
中古の電気自動車(EV)を見るポイント
今までの中古車であれば
●走行距離
●タイヤ
●メンテナンス履歴
●修復歴
を見るのが普通でしたが、電気自動車(EV)ではさらにポイントが増えます。それは
バッテリーの劣化
についてです。今までは中古車であっても航続可能距離はほとんど変わりませんでしたが、電気自動車(EV)になってからはバッテリーの劣化という重要な要素が加わりました。
日産リーフは新車の時には12セグですが、上記の中古車では6セグになり100%まで充電しても76kmしか走りません。例え走行距離が少なくて高年式な個体であってもバッテリーが劣化していれば正直使い物にならないような中古車が存在します。
この写真のリーフは11セグですが100%充電していれば172km走れます。さっきの6セグ76kmと比べると2倍以上走ることができます。中古の日産リーフなどの中古の電気自動車(EV)を購入する場合は残セグやバッテリーの劣化具合に重点を置くことが必要です。
まとめ
いくら走行距離が少なく外装もキレイなリーフを低価格で購入したとしても一度の充電で走れる距離が80kmも走れないような個体であれば
「電気自動車(EV)なんか買うんじゃなかった」
と思う人がほとんどだと思います。ガソリンの中古車であればかなり程度が悪かったとしても見た目が悪い、調子が悪いというぐらいで済みますが、電気自動車(EV)の場合は極端に航続距離が短くなります。見た目ならある程度我慢できますが、一度の充電で走れる距離が極端に短いと正直に実用性に問題が出てきます。
現状では中古車販売店に知識がないこと、購入者に知識がない状態なのでとても使用に耐えないような状態の中古電気自動車(EV)が出回っています。これから中古の電気自動車(EV)を購入しようとする人はバッテリーの劣化状況はしっかりと確認して購入してください。