日産サクラが証明した日本で売れるのは軽EVという事実。このことから分かることとは？

充電スポットが増えた

最近、充電スポットが増えたという人がいますが、その意見には少し反論したいと思います。もともと数年前から日産ディーラーのほとんどで24時間急速充電スポットは稼働していますし、イオンでも格安の急速充電器、普通充電器を設置しました。ここ最近ではENEOSがENEOS Charge Plusというサービスを始めましたが、劇的に増えたというほどではないと思います。それよりは電気自動車を意識することでいままで気にしなかった電気自動車の受電スポットに気づくようになったというのが真実ではないかと思います。

安い維持費

軽自動車というのは日本独自の規格です。そして軽自動車のメリットは税金が安いことです。軽自動車の税金は10800円ですが、普通車の税金は約40,000円です。これは車検と違い毎年かかる費用なので、この税金を気にして軽自動車に乗っている人は多いです。

コンパクトな車体

軽自動車は普通自動車に比べて車体が小さく規定されています。特に車の車幅は運転手が一番気にするところでこれは運転時、駐車時に大きく影響するので、大きさを心配する人は軽自動車を選ぶ傾向があります。

まとめ

日本で軽自動車規格のEVが売れる理由は今までの説明で分かっていただけたでしょうか？従来のガソリン車の場合は航続距離によって購入する車種を検討する必要はありませんでしたが、電気自動車は新たに航続可能距離という選択肢が増えることになりました。

しかしそういったマイナス面だけでなくガソリン車と違いガソリンスタンドに行く必要がなくなり自宅で燃料が補給できること、どんどん値上がりするガソリン価格に頭を悩ませる必要がなくなります。自宅を持っていて充電環境を確保できる年配の人が電気自動車を選択しているのが2023年、2024年の動きでしょう。

世界、そして最近日本でも電気自動車への移行が話題になってきました。電気自動車の悪いところもたくさん情報として出回っています。しかし海外情勢など私たちには関係なく自分たちに有益な乗り物に乗ると追うのが一番大事なことです。

特に維持費という点ではガソリン車よりも電気自動車の方が圧倒的に有利になっているので、今後乗り換える人がもっともっと増えても不思議ではないと思います。

【下記記事参照」
恐ろしいほどEVのコストが安いことが分かる記事。これを読めばどれだけ維持費が安いか分かります。

一つ大きな問題があるのが急速充電器の値段です。ZESP2が終了したことで定額2000円で充電器使い放題のサービスがなくなりました。その為、自宅に充電環境がない場合は高速充電を使用することになり走行コストが上がる傾向にあります。特にZESP3が価格改定した今はZESP3プレミアムプランに加入しない限りはガソリンよりも高額な燃料費を払うことになっていました。

しかし
ENEOS Charge Plus公式サイト　https://www.eneos.co.jp/chargeplus/price/

というENEOSが始めたサービスのおかげで、月額の充電プランに加入する必要が薄れています。特に自宅充電がメインで急速充電カードをお守りとして持つような人には朗報です。しかしこのサービスはスポットが増え続けているとはいえ、従来のENEOS全てで利用できるわけではないので注意してください。

上がり過ぎたガソリン代に家計を圧迫されるのはもう嫌だ！こう思っているような人が日産サクラなどの軽自動車EVに乗り換えているのだと私は思っています。