ガソリン車と同じ感覚で使えるのは日産リーフ(62kWh)が一番だと思う理由
最初
EVの一番の弱点は後続可能距離の短さと充電時間になります。これはEVが一般的になってきた今でも変わりませんガソリン車と比べた場合の最大のデメリットです・しかしこの問題はバッテリー搭載量を増やすことでかなり改善すしています。
日産リーフ(62kWh)とは
実はこの日産リーフ(62kWh)はリーフe+ と言われるグレードになります。
カタログスペック上にはなりますが、リーフe+ はJ08モードで550㎞走ります。ただこれは現実的ではなくWLTCモードのほうが正しい数字だと言われるので450㎞で考えるほうが正しいです。
こちらが40kWhのリーフになります。J08モードで400㎞走りますが、現実に近いのはWLTCの322㎞になります。
40kWhと62kWhを比較した場合ですが、価格差を考えた場合は明らかにリーフe+ のほうがお得に感じます。
私も今、新車でEVを購入するならばリーフe+ を購入します。
日産リーフe+の利点
航続可能距離が長い。
リーフe+は数あるEVの中でもトップクラスの後続可能距離です。EVは長距離に不向きですが一般生活には十分ですと言われますが、リーフe+は長距離でも大丈夫です。
自宅充電がなくても大丈夫
480㎞走れるとして余裕を考えて350㎞で充電するとしても、通勤距離が往復50㎞だとして7日間、月に3回も充電すれば十分です。これぐらいの頻度であれば自宅に充電器がなくても実用的に使えます。
大容量バッテリーのデメリット
充電時間の長さ
これはリーフe+に限らず大容量のバッテリー搭載EV全てに当てはまるのですが充電時間の長さが問題です。
リーフe+のバッテリー容量が62kWhなので80%の場合で約50kWhとなります。一般的な普通充電であれば充電速度は3kWhなので0%からだと約16時間もかかります。たとえ40%から充電を始めたとしても8時間かかる計算になります。
遠出をする場合は、自宅充電であれば日々少しずつ充電を足しておく必要があり自宅に充電器がない場合は急速充電で30分以上しておく必要があります。
車体の価格が高い
日産リーフの40kWhと62kWhとの価格差は約50万円です。これを高いとみるか安いとみるかを考えると個人の価値観の差が出てきますが安くはないと思います。
テスラのmodel3の価格です。
グレード | スタンダードレンジ | ロングレンジ | パフォーマンス |
バッテリー容量 | 54kWh | 79.5kWh | 82kWh |
走行距離 | 448km(WLTP) | 580km(WLTP) | 567km(WLTP) |
価格 | 4,390,000円 | 5,090,000円 | 7,273,000円 |
これを見るとバッテリー容量=値段です。日産リーフe+はちょうどスタンダードとロングレンジの中間になります。パフォーマンスに関しては例外ですが….
450km走れるEVはガソリン車と同じ感覚
私の乗っている日産リーフはAZE0型24kWhなので10セグまでバッテリーが劣化している今、おおよそ130km前後が航続可能距離になります。
それでも自宅充電があるので往復30kmの通勤距離で3日~4日に一度自宅充電をすれば足ります。
もしも日産リーフe+なら400km以上走れるので半月に一度くらいになります。それぐらいの頻度であれば自宅に充電設備を用意できなくてもガソリン代を考えた場合、帰り道に日産ディーラーにでも寄って30分~40分の充電は苦には感じないでしょうし、イオンモールが近所にあれば半月に一度300円の充電料金を払うぐらいで済むので恐ろしく通勤費用は安くなります。
400kmしか走れない、充電時間がかかるというEVへの拒否反応があるのなら先週一週間の自分の走行距離を考えてみてください。おそらくは200kmも走っていないのではないでしょうか?そしてガソリンのレシートを見てみてください。もしもEVに乗り換えて自宅充電、もしくはイオンモールのような安価で安い充電器を利用していたとすれば…
EVに乗り換えてみようと少しは思ったはずです。
また私が海外製のEVではなく国産のリーフを推すには理由があります。
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海外製の電気自動車は中国以外でも燃えています。しかし日本の日産リーフに関しては一度もありません。そして国産EVなのでトラブルの際もサポートがしっかりしています。やはり日常的に仕事でもプライベートでも使うものなので信頼性と安心が重要です。
そういった意味では私が現時点でおススメするEVは日産リーフ以外ありません。
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